見えない障害「高次脳機能障害」をご存知ですか?

「高次脳機能障害」とはどんな障害かご存知でしょうか。

音楽プロデューサーの小室哲哉さんが、
くも膜下出血で倒れて療養中の妻KEIKOさんが
「高次脳機能障害」であることを明かされたことは記憶に新しいと思います。

高次脳機能障害は、病気や交通事故などによって脳が損傷し、
記憶力や集中力の低下などが起こっている状態です。

原因で最も多いのは脳卒中で、症状は下記のとおり、
記憶障害や注意障害、社会的行動障害など多岐にわたります。

症状は、重複していることが多く、状態は個人差が大きいとされています。

「見えない障害」と呼ばれることもあるように、本人や家族も症状に気づきにくく、
退院後、日常生活が始まってから障害に直面することが多いようです。

高次脳機能障害は、速さに個人差はあるものの、回復していく障害です。

介護する家族の負担は重くなりがちですが、
周囲の理解と協力が回復の手助けとなります。

例えば記憶障害がある場合は、
携帯電話のスケジュール表やカレンダー、アラーム機能などをうまく組み合わせて、
重要な要件に気づきやすくしたり、
メモや日記をつけることで、
忘れてしまったことを思い出しやすくしたりする工夫が必要です。

遂行機能障害がある場合には、毎日の行動をパターン化し、
単純作業から練習させて徐々に行動内容を複雑化させていきます。

日常生活や仕事内容の段取りをマニュアル化して
手順を確認させながら繰り返すことが回復に繋がります。

また、脳は体を動かすことで活性化する部分があるため、
一緒にウォーキングを行うなども有効です。

高次脳機能障害者数は、全国で50万人以上とされています。
多くの人が障害に対する知識を身につけ、障害を持つ人を理解することが大切です。

関連記事

  1. 特定疾病療養受療証をご存知ですか?

  2. サルコペニアを予防しましょう

  3. 認知症高齢者と熱中症

  4. 親の健康は子どもの健康

  5. 介護が必要となった主な原因

  6. セカンドライフの時間は、生涯の働く時間より多いって知っていましたか?

  7. 認知症はなってしまったら仕方ないと言える病気でしょうか

  8. 生活習慣病はその予防とリハビリにも広い視野を持つことが大切

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. ブログ ~お金・年金編~

    社会保障制度改革の主な検討課題
  2. ブログ ~介護編~

    介護保険制度の主な歩み
  3. 活動内容

    2019年8月7日 第3回スマートサロン~真夏の…
  4. 活動内容

    2019年8月6日 法人従業員向けマネーセミナー…
人気の記事 おすすめ記事