1人1人が「自助」「互助」の役割を理解することが必要な社会になっています

「自助」とは、他人の力によらず、当事者である自分の力だけで課題を解決すること
「互助」とは、当事者の周囲にいる近しい人が、自身の発意により手をさしのべること
「共助」とは、地域や市民レベルでの支え合いのこと(システム化された支援活動)
「公助」とは、様々な公的なサービスにより、個人では解決できない生活諸問題に対処すること(行政による支援)
    
これまでは、公助ならび共助を補完するための自助があると考えてきたのが一般的でした。
「共助」「公助」を求める声は小さくないと思いますが、少子高齢化や財政状況を考慮すれば、大幅な拡充を期待することは難しくなります。
      
戦後の日本社会では、伝統的な「家文化」に支えられた家族のイメージが前提とされ、介護の問題は、「家族で介護」とされていました。
これからは、少子高齢化、核家族化により、高齢者のひとり暮らしや高齢者のみの世帯が一層増加してくるため、地域の人々、友人、世代間を超えた人々による顔の見える助け合いによる「互助」の再構築が必要となり、「自助」「互助」の役割が大きくなっていきます。
  
都市部以外の地域では、住民間の結びつきが比較的強いことから、「互助」の果たす役割が大きくなると思われます。
しかしながら、都市部では住民間のつながりが希薄なことが考えられるため、強い「互助」を得ることは難しくなります。
そのために、多様な民間サービスを取り入れることにより、「自助」を維持しなければなりません。

以上のように、「自助」「互助」「共助」「公助」は互いに相互関係をもっていますが、これからは一人一人が、各地域の実情に合わせた「自助」「互助」の役割を理解することが必要な時代になっています。

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