同居家族がいると自費?月5万円の介護費用が払えなかった女性へのアドバイス

関節リウマチで要介護認定を受けた63歳の女性がいます。
手指の変形により料理もできないため、ヘルパーさんに週5回の調理を依頼しました。ですが、介護保険は使えませんでした。社会人の娘さんと同居していたからです。
  
調理や掃除などは、健康な同居家族がいると、原則、保険対象外となります。ヘルパーさんは家政婦ではないので、家族ができることは家族がするというのが介護保険の考えです。
  
女性は娘さんに、毎日ご飯を作ってほしいと言えなかったそうです。そこで、自費でヘルパーさんに調理をお願いしました。1時間2500円、週5回だと1ヶ月で5万円です。
女性の収入は年間150万円の障害年金とわずかなアルバイト収入のみで、その費用を払うことは難しく、相談に来られました。
  
介護保険が使えないサービスを使えるようにすることはできません。ですが、娘さんが社会保険に加入していたので、健康保険と税金の扶養に入ることをご提案しました。
女性は、娘さんが就職された5年前に、健康保険の扶養に入れないか確認したそうですが、当時は障害年金は受給していなかったものの、パート収入が150万円近くあり、収入オーバーだと言われ、諦めていました。
年収130万円までの扶養の要件も、60歳以上または障害年金受給者であれば、180万円になることを知らなかったのです。
  
すぐに手続きを行い、年間7万円の国民健康保険の支払いが75歳まで不要になりました。また、税金の手続きを過去3年分行ったので、娘さんの税金が50万円以上還付されました。
  
女性は、制度を知っているのと知らないのとでは大きな違いがあることを実感し、娘さんと一緒に学ぶことを意識して過ごしていきたいと言ってくださりました。その笑顔が忘れられません。

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