「介護費用で年金と貯金を使い果たし、生活保護も受けられない」女性へのアドバイス

「2人分の年金が夫の施設費用でなくなって、私は貯金を取り崩して生活していました。でもその貯金も底をつき、生活保護にすがるしかないと思って役所に来ましたが、断られました。」そんな80歳を過ぎた女性がいました。

その人の夫は、10年ほど前から介護が必要になり、徐々に悪化して寝たきりになったそうです。施設に入所することができましたが、費用は月に20万円近く必要でした。2人分の年金相当額です。

女性の生活費や税金や保険料、医療費など、貯金はどんどんなくなっていきました。
ですが、持ち家だったために、生活保護も受けられなかったのだと思います。

なぜ、もっと早く相談してくれなかったのと思いました。
必要な確定申告をして、軽減制度を利用することにより、月の費用が9万円に下がったのです。
さらに、税金も5年分還付され、保険料も下がりました。
月に10万円あれば、女性の生活は成り立ちます。
まとまって還ってきた税金で、少しは貯えもできたと思います。

ですが、手続きには時効があり、取り戻せない金額は500万円以上にも上ります。
なぜ、10年もの間、不要なお金を払い続けなければならなかったのでしょうか。
このお話には、公には書けない事情もあります。

この続きや詳細は、「賢約サポート」でもお話ししていますが、自分の親や、将来の自分に現実的に降りかかるかもしれないと、真剣に考えていただけると嬉しいです。
少しでも多くの人の「知らなくて損する」を「知って得する」に変えていけるよう、精一杯お伝えしていきます。

関連記事

  1. 入院や手術の費用が心配なとき

  2. 持ち家があれば生活保護は受給できない?

  3. 一番大きな損失は「何もしなかったこと」だと後悔しないために

  4. 特別徴収される保険料は社会保険料控除に含められるか

  5. 生前贈与はタイミングと用途をよく考えて!

  6. 「106万円の壁」と「130万円の壁」②

  7. 2年で元が取れるお得な付加年金制度

  8. 約100万円の障害基礎年金が貰えなかった方

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. ブログ ~お金・年金編~

    認知症の介護にはお金がかかる
  2. ブログ ~介護編~

    要介護認定申請時の主治医
  3. ブログ ~お金・年金編~

    持ち家があれば生活保護は受給できない?
  4. ブログ ~介護編~

    オレンジリング
人気の記事 おすすめ記事