「子どもに迷惑かけたくない」と「どうにかなる」は矛盾しています

自分の将来について、同世代の女性と話をしたとき、「子供には迷惑かけたくないわね。でもどうにかなるわ。今までもそうだったし。(実際は関西弁です!)」というような言葉が時折返ってきます。
  
現役で働いているときならそうでしょう。ですが、働けなくなった時、同じように「どうにかなる」と言えるでしょうか。今の生活レベルを急に下げることは困難です。
先日も投稿させていただきましたが、少子高齢化・晩産化・非婚化により、1人の子どもが複数の親族を介護しなければならない時代が来ています。
さらに、親の介護が必要になった時に子どもはまだ未成年という、介護者のいない時期(介護者ロス)も起こりえます。
昔のように多くの兄弟で協力し合って親を介護する時代は終わったのです。
  
あなたに子どもがいるならば、「子どもに迷惑かけない」ように、あなたに子どもがいないならば、「甥や姪に迷惑かけない」ように、働けなくなった後も、今の生活レベルのまま暮らせるだけの準備をする必要があります。
  
サードライフ(健康ではなくなった老後)を見据えたライフプランニングをすることにより、得られる未来があります。

例えば、40代で年収600万円、専業主婦の奥様とお子さんが2人いる方が、50歳で病気やリストラなどにより仕事ができなくなったとき、それから必要とする教育費や医療費などを明確にし、もらえる年金や失業給付などを理解することにより、いつ何が必要で、今用意しておくべきことは何かを考えることができます。

健康で働けて病気にならない前提でのライフプランではなく、起こりうるリスクを見据えて、今から理解しておくことが、「子どもに迷惑をかけたくない」という想いの実現に繋がります。

関連記事

  1. 介護は自分に関係ないものと思っていませんか?

  2. 介護保険適用外のサービス例②~日常生活に必要とされない家事~

  3. 介護保険適用外のサービス例⑤~入院中の介護~

  4. 社会保障制度改革の主な検討課題

  5. ダブルケアが深刻化しています

  6. 生活保護を回避する境界層措置とは

  7. 知っていたら9万円受け取れたはずなのに

  8. 成年後見制度を知っていますか?②

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. ブログ ~お金・年金編~

    社会保障制度改革の主な検討課題
  2. ブログ ~介護編~

    介護保険制度の主な歩み
  3. 活動内容

    2019年8月7日 第3回スマートサロン~真夏の…
  4. 活動内容

    2019年8月6日 法人従業員向けマネーセミナー…
人気の記事 おすすめ記事