国民年金は、毎月の定額保険料(平成30年度:16,340円)を40年間納めた場合、779,300円(平成30年度の金額)を毎年受給できますが、少しでも年金を増やしたいと言う人には、「付加年金制度」をお勧めします。
お住いの市区町村の窓口で付加年金制度の加入の申し出をして、通常の国民年金保険料に上乗せして毎月400円を納付すれば、将来もらえる老齢基礎年金に付加年金が上乗せされる仕組みになっています。
将来上乗せされる年金額は、「200円×付加保険料の納付月数」となっていて、仮に、480ヶ月(40年間)、付加保険料を払ったとすると、192,000円納付することになりますが、下記の年金が毎年追加されることになります。
200円×480ヶ月=年間:96,000円(1ヶ月:8,000円)
年間でもらえる総額としては少ないですが、2年受給すれば元が取れる年金なのです。
しかも、国民年金と同じで終身年金ですから、長生きすれば長生きするほど、得をすることになります。
国民年金に加入されている人には、この付加年金制度の利用をお勧めいたしますが、国民年金基金に加入している場合は、利用できません。
また、この制度は、申し出をした日に加入することになりますので、早々にお手続きいただくことが必要です。
この記事へのコメントはありません。