糖尿病から足切断、要介護状態になった男性の後悔

50代で糖尿病と診断された男性は、
約10年後、60代で糖尿病の合併症の1つである
神経障害を発症しました。

神経障害があると、バランス感覚が鈍くなり、転倒しやすくなります。
男性は、感覚障害から足に潰瘍ができ、
歩行異常や血流の悪化により潰瘍がいつまでも治らず、
足を切断することになりました。

それには、主治医に言われてもやめられなかった、
タバコも大きく影響していたそうです。

その後、車いす生活になり、
大規模な住宅改修や介護費用が予想以上に
大きな負担だったそうです

家族に迷惑をかけることに、
それまでの生活習慣をとても後悔されていました。

糖尿病の合併症には、
視力の低下を起こす網膜症、
腎機能を低下させる腎症などがあります。
さらに、鬱や認知症も発症する可能性が高くなります。

生活習慣病にならないようにする若いころからの意識が大切ですが、
糖尿病になってしまった方は、自分の足を毎日チェックして、
感覚の異常がないか、傷がないかを確認することが大切とのことです。

関連記事

  1. サルコペニアを予防しましょう

  2. 生活習慣病はその予防とリハビリにも広い視野を持つことが大切

  3. 親が病気になったとき、子どもに何を伝え、どう支えていきますか

  4. 特定疾病療養受療証をご存知ですか?

  5. 転倒しない身体づくりが必要な理由

  6. 介護が必要となった主な原因

  7. 認知症高齢者と熱中症

  8. セカンドライフの時間は、生涯の働く時間より多いって知っていましたか?

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. ブログ ~お金・年金編~

    認知症の介護にはお金がかかる
  2. ブログ ~介護編~

    要介護認定申請時の主治医
  3. ブログ ~お金・年金編~

    持ち家があれば生活保護は受給できない?
  4. ブログ ~介護編~

    オレンジリング
人気の記事 おすすめ記事