介護保険適用外のサービス例⑤~入院中の介護~

入院が長引けば洗濯が必要になりますが、自分ができない場合や、家族が対応できない場合はどうしますか。

また、身の回りのお世話は看護師がほとんど担当してくれますが、認知症患者の場合、家族に付き添いを求められることも珍しくありません。

入院により環境が変化したことで、安静を保つことが難しくなることがあり、暴れたり、騒いでしまったりなどのトラブルを避けるために、家族に助力を求めます。

それ以外にも、声が出せないなど、意思疎通が難しい場合なども、付き添いを求められることがあります。

家族が交代で対応できればいいですが、対応できない場合は、ヘルパーに洗濯や付き添いの助けをお願いしたいと考えると思います。
ですが、入院中は医療保険が適用されているため、介護保険サービスでのヘルパー利用はできません。

付き添いを、家政婦や自費サービスとしてのヘルパーにお願いすると、費用的な負担は大きくなります。
洗濯も、衣類やタオルのリースサービスなどを行っている病院がありますが、別途費用がかかります。

そのような想定をしつつ、入院に必要な助成などの知識を得ることが必要です。
(ちなみに、家政婦等に支払った付き添い料は医療費控除の対象になります。)

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